2018.12.06 Thursday
あなたの願いをかなえる 妖精を呼ぶ本 姫乃宮亜美著
オーラの意味が私とはズレているのですが、まぁ何となく意味は分かります。
ほとんど知らなかった妖精界のことをたくさん教えていただきました。
たとえば、時折川の水面に優しく渦を巻いている場所がありますね。
激流ではなく、穏やかな水の渦ができているところです。そんな場所を見つけたらそこに妖精がいるというサインです。
また、風がゆるやかに渦巻いているところ、木の葉や花びらが円を描きながら舞っているところにも、妖精はいます。
このように、妖精の力によって自然の中にあるものが輪になっていたり、渦を描いたりすることを「フェアリー?リング」といいます。
精霊すべてに共通することですが、特に土の精霊は、グランディングの強い力をもっています。グランディングは、生きるためのすべてを肯定する力ですから、精神が安定し、生活するのに必要なすべて ー 住む家、働く場所、働きやすさ、生活するためのお金 ー すべてが整う運命へと変わっていきます。
水の精霊たちと触れ合うと生気を取り戻し、オーラがきれいに洗い清められます。そして、天の愛につながる、みずみずしい感性がもたらされるのです。
水が優しく渦を巻く静かな空間には、水の精霊が姿を現すといわれていますが、特に、聖水、御神水と呼ばれ、昔から大切にまつられている水場には、水の精霊が多く見られます。
人生を楽しむために必要な感動する心、うるおいのある心は、水の精霊によって運ばれます。
水の精霊とつながりを紡いでいけば、目的を達成するためには何をすればいいのか、どんなご縁を紡いでいけばいいのか、スッと気づけるようになります。
火の精霊は、中世ヨーロッパではサラマンダーとも呼ばれていました。
何かを燃やすために生まれてくる強い炎には、守護と浄化の力があります。
人が天に還られたときにはその体を荼毘に付しますが、その炎には、いままでの人生のすべてを浄化しリセットする力が働きます。
また、太古の昔、暗闇を照らし猛獣から人間を守ってくれた、たいまつや焚き火の炎は、場のエネルギーを守護する力をもっています。
キャンドルのちいさな灯火も、じつは大きな力をもっています。
かすかな炎がひとつあるだけで、あたりは神聖な雰囲気に包まれます。
これは、目に見えない天界の力と、私たちの世界とをつないでくれる火の精霊がもたらす愛の力によるものです。
人間の生命が進化、成長し、幸せになっていくためには、太陽のエネルギーが必要です。
火の精霊は、生命のみなもとであるその太陽の光を、炎の中に保持しています。
オーラの活性化にいちばん影響を与えているのが太陽の力であり、太陽の力を映し私たちに授けてくれるのが、火の精霊なのです。
毎日に喜びが見いだせないとき、調子が悪いとき…など、人生の袋小路に入ってしまっているようなときは『光不足』の状態なのです。
太陽の日差しを浴びると心もオーラも浄化され、前に向かって生きていこうという気力が回復していくでしょう。
情報やいのちを私たちのもとに届けてくれるのが、風の精霊の力です。
風の精霊は精霊たちの中でも特に透明度が高く、キラキラと透けるように光る美しい姿をしています。
ヨーロッパの伝説ではシルフィードとも呼ばれ、その姿が見えたかと思うと、風にそよいでスッと溶けるという、通りすがっては消えていくような現れ方をするのが特徴です。
風で木の葉が踊りクルクル渦まいている場合には、風の精霊たちが姿を現しています。
心地よく私たちの体をなでていくそよ風は、天の優しさを運んでくれます。ただボーッとして気持ちよくそよ風に当たっているだけでも、すばらしいヒーリングの力があるのです。
思わず身を縮めてしまうような突風や台風などの強い風には、強力な浄化力があります。
台風が去った翌朝は、いつもより太陽の光や空気がクリアになって、心まで晴れ晴れとしてきますね。それは、風の精霊の力によって、不要なエネルギーが祓われ、私たちの意識が拡大しているからです。
強風や豪雨、台風、雷などの自然現象は、自然界が起こしている浄化作用です。
天の現象が私たちの生活を苦しめることがあるのは、精霊たちが私たちを苦しめているのではなく、自然界のリズムと私たちの心の波動が離れているからなのです。
木は、宇宙と大地の波動を受けて、自然ないのちの呼吸をしています。いのちがあるべきリズムで動いています。
その呼吸に共鳴して、私たちの呼吸も自分本来のものに変わり自然体に戻れます。力みが抜けて、自分らしさが戻ってくるのです。
初めて木とコミュニケートするときには、まずあなたの名前を名乗り自己紹介をして「今日は、こういう目的でここにいます」とお伝えしましょう。
じつは、妖精界はいのちのネットワークでつながっていて、妖精たちは私たちのことを知っています。
それでも、礼儀として心を込めてご挨拶すると、より明確にあなたに必要なエネルギーを紡いでくださるでしょう。
木は、宇宙のアンテナの役目も果たしています。
そのときにメッセージや答えを感じなくても、ただ木のそばにいて風に吹かれたり、幹に背中をあずけてボーッとしたりするだけで、天からのエネルギーをあなたは受け取っています。
花の妖精は身近な存在として、いつも私たちを助けてくれます。
桜は、天界の優しさの象徴です。
桜は、とても尊い御神気を持った花ですから、「あぁ、きれいだな」と見上げるだけで、抱えていた苦しみがほどけたり、滞っていた状況が改善されたりしていきます。
バラには、愛の象徴という共通のエネルギーがありますが、色によってその働きは少しずつ違います。
赤いバラは祝福を意味し、愛する力を注いでくれます。
ピンクのバラは、ハートを開く力をもっています。
白いバラは、天の愛を受け取るための受信機の役割をもち、心の中に素敵なエネルギーを迎えられるように働きかけます。
また、バラは女神とのつながりを教えてくれる花でもあります。バラの妖精には、人を育み愛し、幸せを与えてくれる女神の祝福を授ける大切な役割があるのです。
ユリは私たちの祈りを天界へ届ける発信機のような役割をしています。ユリの花を通して祈りやビジョンを送ると、電話のように天へエネルギーを通し、しかるべきところへと届けてくれるのです。
ユリは、輪廻転生を守護する花ともいわれています。
ユリが好きな人は転生してきた回数が多い人です。
美しい浦霞のようにちいさな花が集まって咲くカスミソウは、調和やハーモニーのすばらしさを教えてくれます。
全体に新たなハーモニーが生まれ、単体の花が醸し出す美とは、また違った華やかさが生まれます。それは、和合の美を奏でるカスミソウの妖精の力です。
もし、人間関係に疲れてイライラしたり、誰かと衝突したりして、胸を痛めていることがあったとしたら、カスミソウの妖精を家に招いてみましょう。花瓶にカスミソウの花を飾り、ゆっくり眺めて一緒の時間を分かちあってみるのです。
穏やかなカスミソウの波動とあなたの波動が同調し、いつの間にかイライラした心が静まります。そして、気がつくとトラブルそのものも消えているでしょう。
春を教えてくれるスイートピーの花は、フリルがたっぷり入った可憐な花びらが素敵です。
あるとき妖精たちが、「この花びらのフォルムは『女神のフリル』と呼ばれていて、聖なる女性性を表現しているのですよ」と教えてくれました。
スイートピーと触れ合うと、その人が本来持っている女性的な魅力がよりいっそう花開きます。つくりものではない、その人本来の魅力が開花するのです。
ランの妖精は、物事を継続させていく持続力や持久力をもたらしてくれます。
スミレやパンジーの妖精たちは、私たちに愛と幸福を贈ることにとても喜びを感じています。
桃の果汁の中には、妖精たちによって「自分を愛するためのいのちの力」が注がれています。「あぁ、この甘いお水は桃の妖精からの贈り物なのだな」と思いながら味わうと、自然に自分を愛せるようになり、自分に厳しすぎる人も、「自分に少し甘くする」という優しい贈り物ができるようになっていきますよ。
桃の皮には細かい産毛がありますね。この産毛には、自己表現を司るセンターである、のどのチャクラの滞りを流してくれる働きがあります。
言えないことがあるときは、のどのエネルギーの中枢が閉じて詰まった状態になっています。桃の妖精がのどの滞りを流し、詰まりを取り除いてくれるでしょう。
イチゴの実の表面にはちいさな種がたくさんついていますが、これはある心理を表しています。それは、「ちいさな幸せがたくさん集まると、とても大きな幸運につながっていく」という大切な真理です。
ささやかに見えるかもしれないけれど、本当に幸福な生活をイチゴの妖精たちはギフトとしてもたらしてくれているのです。
リンゴは「天使の祝福」「天界から贈られた聖なる果物」といわれ、天界、天使界と強い結びつきをもった果物です。
リンゴの果汁は、妖精たちがもたらしてくれる「天然のミルク」と呼ばれていて、豊かな滋養を与え体内のお掃除をしてくれます。
レモンの強い酸味とフレッシュな香りには、オーラを浄化して気分を一新してくれる力があります。この働きを天からもたらしているのは、レモンの妖精たちです。
ウリ科の植物の妖精たちには、宇宙から流れてくる聖なる水を、その実の中に蓄えるという共通の役割があります。
中でもスイカは、スピリチュアルな力をもつ果物です。漢字で「西の瓜」と書いて西瓜と読みますね。これは、仏教でいう「西方浄土」、つまり、天界からいただいた聖なる果物だということを表しています。
スイカの妖精たちはとても強い力をもっていて、いつも私たちに元気を与えてくれます。
丸い西瓜に包丁を入れると真っ赤な果実が現れ、誰もが「ワァッ」と歓声を上げます。この瞬間、その鮮やかな赤は、私たちの目をきれいに洗ってくれているのだそうです。
またキュウリも、暑い夏にとても助けになる野菜です。
私たちの体には、気穴という約360個の気のツボがあります。
いろいろな感情やストレスがたまると、その気穴がふさがってしまい、気の通りが滞ってしまうのですが、この気穴の気を通し、エネルギーの流れをよくしてくれるのが、キュウリなのです。気穴からスムーズに気が発散されると、運命もつどんどん素敵な方向へと流れます。
ドングリの中には、人生を楽しくする生命力が詰まっているので、ドングリの妖精と触れ合うと、気負わずにスッと人間関係を楽しめるようになっていくでしょう。
マツボックリには、とても強い守護の力があります。
必要のない苦しみや災いを遠ざけてくれる強力なお守りとなり、不安やトラブルをはね返してくれるのです。
この妖精は、信じる心を強い気持ちでもちつづけられるようにしてくれます。
自然霊といわれる精霊や妖精は、花や植物、石、空気などの精が存在化したものです。一方、ちいさいおじさんの場合は、人間の念が固まってひとつの存在になっているのです。
食器や家具、アクセサリーや洋服、小物など、あらゆるものに妖精は宿ります。
いつも身近で接している物には私たちのオーラや想念が混じるので、身近な物を大切にしていると、物自体もちゃんと愛のエネルギーを返してくれます。
物にもエネルギーを受け取り、与え、気を回していくという働きがあるのです。
優しい祈りと愛を込めて作られた料理は、肉体だけでなく、心や魂、オーラまでもきれいに輝かせてくれます。
香りは、天から運ばれてきた癒しのエネルギーを、妖精が私たちの受け取れるように変換して届けてくれたものです。
香りは妖精が働いているしるしなのです。そのひとつひとつに薬効成分があり、私たちを元気づけるパワーがあります。
普段、私たちが何気なくいただいているダイコンの白さやみずみずしさが、どこから来ているかといえば、もともとは宇宙にあった愛のエネルギーが、この世界にもたらされたものです。
すべての食材が、あなたといういのちのために、天と妖精の働きによって届けられました。
食事のいのちをいただくこと、そして、食材を育ててくれた見えない力への感謝を込めると、いただく食事のエネルギーが変わってきます。
滋養が増し、味も濃くなります。
妖精に対する感受性を高めるために、特に意識しておきたいのが腸の健康です。
人間を植物にたとえると根っこの役割を果たすのが腸なのです。
腸は、敏感にエネルギーに反応します。
腸がきれいな状態だと、手放すべきエネルギーをスッと手放し、よいエネルギーを吸収しやすくなって、エネルギーが澄んでクリアになります。そして、体の波動がまったく変わってきます。
腸がきれいだと運命が変わり、夢がかないやすくなるのです。
そして、妖精がそばに来てくれたときにフッと気づけたり、妖精からのメッセージを受け取りやすくなったりと、エネルギーを受信する感動の高い体へと変わっていけます。
腸をケアしてくれる食材の代表は、ゴボウやレンコンなどの根菜類です。また、味噌や納豆などの発酵食品を摂るのもいいですね。
妖精の働きによって降ろされた聖母界の光を、私たちはハーブティーという形で実際にいただくことができます。
聖母のエネルギーを表すお茶のひとつに、マロウブルーがあります。
ウスベニアオイの花を乾燥させたこのお茶は、「夜明けのお茶」と呼ばれています。
その名の由来は、お茶にレモン汁を加えると、暗い夜が明けていくように、深いバイオレットからきれいなバラ色へと、どんどん色が変化していくからです。
このマロウブルーの色彩には、私たちのオーラを手当てし、強化してくれる働きがあります。
マロウブルーの不思議は、同じお水と茶葉を使い、同じ湿度と時間でお茶をいれても、そこにいる人によって、色の変化がそれぞれ違うことです。
妖精たちが、お茶を飲む人に合わせて、その人たちのオーラにいまもっとも必要な色を抽出してくれているのです。
マリーゴールドの妖精たちのお仕事は、聖母界の黄金の波動を地上に降ろすことです。ゴールドに輝くその波動は、苦しい状況をあたたかい幸福へと変容させていく愛の力をもたらします。
妖精たちは、そんなマリーゴールドのことを「聖母の錬金術」と呼んでいます。
何もないところから黄金を生み出す錬金術のように、いままで何もなかったところから新しい幸せを生んでいくエネルギーを宇宙から降ろしているのが、マリーゴールドなのです。
カモマイルは、自分のパワーを出しきれずエネルギーが滞ったときに、高い効果を発揮してくれます。
ミルクシスレの白い模様は、赤ちゃんがいのちを支えるために初めていただく母乳の波動、聖母が私たちに与えてくださる「お母さんのしずく」の波動を、地上に降ろしています。
赤ちゃんがお母さんに身をあずけるように力を抜いてゆだねたとき、宇宙の愛があなたをちゃんと助けてくれます。
レディスマントルはバラ科の花で、「レディ」という言葉は、海外では「聖母」を意味するので、「聖母のマント」という意味があります。
レディスマントルのハーブティーは、マントの中に入れて愛し守るように生命を保護してくれるエネルギーを持っています。
妖精たちが好きなのは、「美しいもの」「キラキラと光るもの」、そして「優しい音を奏でるもの」です。
たとえば、サンキャッチャーを窓辺に吊るすと、妖精たちはとても喜んでくれます。
ドアチャイムや風鈴は、目に見えない風の動きを私たちの耳に優しく届けてくれますね。その優しい音は、妖精たちの優しい動きの波動も私たちにしらせてくれます。
風が動くたびに鳴る音色は、妖精たちとあなたの暮らしをつなげてくれます。
妖精は、いい香りも大好きです。
フローラル系やハーブ系の優しい香りが、妖精たちには人気が高いようです。
ポトスは持ち主に同調してくれる優しい力がある
切っていいか、木に直接たずねてみるのです。
一枚の板か本を用意して、木の根元に立てかけてみてください。
そして、真心を込めて、木を切らなければいけない事情を説明し、(もし切らせていただいてもいいなら、この板をそのままにしておいてください。切ってはいけないのなら、板を倒してください」と伝えて、一晩そのままおいておくのです。
翌朝、板がそのままであればYES、倒れていればNOという答えになります。