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気功を始めて一年経過



1.はじめに

この記事は、2015年10月4日に開催された、少林寺気功・武術祭りでのスピーチ原稿を元に、話しきれなかったことも含めて肉付けしたものです。


2.自己紹介

さて、これから『体と心の進化』を主題として、体験談をお話しすることになるのですが、その前提として先ずは私が何者なのかを説明しておきます。
年齢は44歳で同じ歳の妻と二十歳の娘がいます。
大学卒業後、システムエンジニアやプロマネとしてIT関連の仕事をしてきました。
かなりの激務で毎日のようにタクシー帰りや深夜勤務を繰り返していました。3日連続徹夜ということもありました。家庭を放ったらかしにしていた反動だと思うのですが、妻が精神を患うわ、娘は不登校の上にバセドウ病になるわで、とても会社に行ってる場合ではなくなって、8年ほど前にその会社を辞めました。
しばらく家族の面倒をみながら失業者をしていたのですが、自宅でもできる仕事をしたくて、気導術というエネルギー療法をベースとした整体技法を学びました。
一応、自宅開業したのですが、なかなか整体だけでは食べていけないので倉庫で日雇いの肉体労働なんかで食いつないでいたこともありました。
2011年3月11日、午前中、整体の仕事を済ませた後、大地震が発生しました。ようやく整体の仕事が軌道に乗り始めたと思った矢先でした。
私は千葉県の八千代市に住んでいるのですが、その後、毎日のように停電して、自宅での整体の仕事はできなくなりました。
仕方なく、家族の調子を伺いながら、徐々に単発のIT関連の仕事、そして長期の仕事を入れるようになって、現在に至ります。
現在は暗号化ソフトウェアを中心としたセキュリティ製品の技術サポートで食べています。


3.日々の修行

今、私は人材派遣会社で契約社員という所謂非正規労働者であります。当然、収入も少ない訳です。少ない収入で指導員コースを受講するのはかなり覚悟が必要です。特にカミさんの不安を煽るようなことはできない状況ですので、これが将来の収入源になると納得させない訳にはいかないのです。
従いまして、その覚悟を妻娘に見せつけるがごとく、毎日リビングで修行を行っています。
具体的には、朝目覚めたら約20分間の静功を行います。指導者を目指している訳ですから、教えてもらったことは全て体得しなければならないと考えています。ですので基本的には直近に教えていただいた手法で静功します。
動功は夕食後かつお風呂から上って1時間程経ってから、鶴功など新しく習ったものを中心に30〜40分、站楮功を15分、自発功を15分というのが現状のメニューです。先生に本気でやるなら站楮功30分ねと言われて数ヶ月は30分間站楮功を行っていました。最近は自己治療のため自発功を取り入れているのですが、さすがに時間的余裕がないので站楮功の時間を半分にして、残りを自発功、その他に充てています。
なお休日、休前日は静功の時間制限は解除、動功も習ったもの全て行うようにしています。
もちろん、飲んだ日や、残業で帰宅が遅くなると短縮したりお休みにして、無理にはやらないようにしています。

授業においては、私は先生の動きを見ただけでその動きを真似することができますと言いたいところですが、これが非常に苦手です。基本的に身体で覚えるタイプなのだと思います。また、今迄あまり身体を動かしてこなかったせいか、どうしてもすぐには真似できない動きがあったりして、授業中はかなり大変です。ど厚かましいとは思いながらも、できるまで教えを請うこともあります。ただ、記憶力があまりないため、せっかく真似ることができてもすぐに忘れてしまいます。仕方ないので、忘れない内に帰りの電車内で習った動きを文章化しています。一旦身体に覚えた動きを言語での表現に置き換えることにより、記憶を定着させています。それでも家で練習中、よく動きをど忘れするのですが、ノートを見れば思い出せるので、面倒ではあるけれど、着実な方法ではあると思います。時々間違えた動きが書かれていて、間違えたまま憶えてしまうこともありますが、その辺りは毎回の授業で修正をかけます。

とまあ、サラリーマンやりながらということを考慮すると、日々、結構な修行をしているのではないかと思います。


4.体の進化

さて、こんなことを毎日やっていたらどうなるかということですが、体と心の進化をテーマとして挙げた訳ですので、先ずは分かりやすそうな体の進化について話します。

私はちょうど1年前に指導員育成コースの35期生として入門しました。

先ず気功を始めて直ぐに変わったのは、朝、結構目ヤニが出ていたのが、かなり減ったことです。2週間ぐらいで変化を感じました。ただ、もしかすると、これは単純にパソコンとにらめっこしている時間が、減ったからなのかもしれません。ほぼ毎日、動功静功合わせて1.5時間ほど使うようになり、その分、パソコンを見る時間が減っているからです。

また、最初はあんまり感じられなかった気の感覚、暖かさだとか、微細な振動、何か空気の塊のような感覚が、最初は頭や胸、お腹周りと主に上半身を中心として、徐々に感じられる領域が拡大しました。3カ月ぐらいで太ももに達し、ようやく最近になって足裏、湧泉まで到達したところです。

また、数値で見えるレベルでの変化もありました。

1年半前に現在の職場で働くようになったのですが、それまで以上にお気楽な仕事をしていたせいか、半年で体重が3Kgほど増えて、60Kgを超える位になっていました。それが、半年ほど前、たまたま体重計に乗ったら55Kg台になっていました。1年経った今現在は55Kg前後を維持しているのですが、体脂肪率の方は、1年前が16%台、半年前が13%台、現在11%台と徐々に筋肉質になってきているようです。激しい有酸素運動をしている訳ではないのですが、数値的にはアスリートっぽくなってきています。
あと気功を始める前、不安に思っていたのですが、気功は下丹田に気を集めるので、下腹がポッコリ出てくるのではないかと。有名な気功の先生方もポッコリしている人が結構おりますしちょうどお年頃でもありますので。
しかし少林寺のメソッドは逆腹式呼吸を多用することもあり、全くの杞憂でした。逆にベルトの穴の位置2つ分短くなるぐらいに腹周りは絞られています。
別にダイエットをしたかった訳ではなかったのですが、結果的にダイエット効果があったと言える訳です。


5.心の進化

少林寺気功の特徴として、多種多様な静功の方法、すなわち瞑想メソッドが多数用意されていることが挙げられると思います。それらを実施することにより自分の得意・不得意が分かってきました。
比較的得意なのは、気を回してみたり、気のボールを大きくしたり小さくしたりと、気の感覚を使う手法です。逆に不得意なのは、空観のような具体的なイメージや感覚を使わない手法です。
一年前の開始当初は、雑念が湧いてきて、雑念が湧いていることにも気づかないうちにその雑念に没入し、雑念に取り込まれてしまっていることが多かったです。まるで夢を見ているような感じで、その妄想世界に入り込んでいました。
最近でも、相変わらず雑念は湧きまくっているのですが、雑念に没入している自分に気付けるようになってきました。湧いてくる雑念は放っておき、指示されたとおりにイメージすることができるようになってきたと感じています。

イメージは心の働きですが、そのイメージを制御するのは少し上の階層の心の働きであると考えています。ですので、静功時の心の中心が僅かではありますが、上の階層に居続けられるようになったということだと思っています。

実は何年も前から精神世界系の本を読んで、何度も瞑想にチャレンジしていたのですが、自分にとって苦手分野の手法であることが多く、やはり雑念に囚われ、意識の制御ができなくて、長続きしませんでした。こうやって継続できていて、ほんのちょっとかもしれませんが、進歩があったというのは、少林寺の多様な瞑想メソッドのお陰だと思っています。
今のところタイトルにあるような心が進化したというレベルの変化は感じていないのですが、逆に内面的な意味での心ではなく、外面的な心、すなわち自分と関わる世界の方が変わっているのではないかと感じることがあります。私のような者が今、こんなところで多くの人に向かって話しているということがそもそも驚きですし、例えば仕事でも特にスタンスを変えた訳ではないのに妙に高評価を頂いたり、今迄誰も契約に至らなかった製品を売り上げたり、なんとなく面白い方向に進んでいるような感じがしています。多分、潜在意識レベルで何かが変わっていることが、外的世界の反応を変えているのでしょう。


6.精神世界と物質世界

話は少し変わりますが、心の進化という意味で、仏教では意識の進化を預流・一来・不還・阿羅漢と4段階に分けているようです。少林寺ではどうなのか調べてないので、違っているかもしれませんが。因みに阿羅漢は羅漢と略されて呼ばれることが多いようです。少林寺気功でも羅漢神功なんてありますが、多分同じ羅漢のことだと思います。
神智学やインドのヨーガなんかでは7段階ですが、4段階目からはどちらとも特別な段階と認識しています。4段階目で人間を卒業して、神智学ではハイアラーキー、ヨーガでも特別な段階と考えられ覚者とか呼ばれますし、仏教では苦悩から脱して仏の世界に入ると考えられているようです。
このように心の進化、すなわち意識の進化には段階があることが太古から知られているのですが、進化段階の2段目になると自身の環境、外部世界を変えていく力が使えるようになってくると言われています。

量子力学に興味のある方はご存知かと思いますが、素粒子という物質の最小レベルの世界では、観察者によってその振る舞いを変えることが分かっています。粒子と波動の二重性と呼ばれる現象で、スリットという隙間に向けて放射した光子などの素粒子がスリットを通り抜けてその先にある壁にぶつかった形跡を見る訳ですが、粒子であればスリットと同じクッキリとした線状の形跡になりますし、波動であれば波打ちながら移動するためぼやけた感じの形跡になるはずです。実験の結果、観察者が粒子の振る舞いをすると考えていると粒子の振る舞いとなり、観察者が波動の振る舞いをすると波動の振る舞いとなることが分かっています。すなわち、観察者の意思が物質に影響を与えている、少なくとも意識と物質は無関係ではないと言える訳です。

少林寺の静功や一歩坐禅でも、最初に体が大きくなり、身体中の毛穴が開き、毛穴から周囲の気を出し入れするイメージをします。これは結局、意識を世界に偏在・融合させる作業だと考えています。最初はただのイメージなのかもしれませんが、いつかは実際に微細身体が広がり、肉体でいうところの感覚神経が、肉体を超えて周囲の世界に広がり、周囲に起こる全ての事象を認識できるようになる。さらに進化すると、運動神経までもが周囲に広がり、世界を意識の下に変化させていくこともできるようになるということなのではないかと思っています。

意識の構造を顕在意識・潜在意識・無意識の三段に分けるとすると、一般的には無意識レベルで条件反射的に世界とつながっていて、顕在意識からすると完全な受け身の状態です。それが瞑想などを通して意識を拡大している人は潜在意識レベルで世界につながり、覚者と呼ばれる様な方は顕在意識レベルで世界につながります。意識レベルが高いほど世界に与える影響は大きく明確であり、意識レベルが低いほど世界に対して受け身で、世界から影響を受けるだけの存在であるということなのではないかと、私は考えています。

腸内フローラをご存知でしょうか?
私達の腸内には約3万種類、1000兆個に及ぶ細菌類がすんでいます。人体の細胞が60兆個と言われていますから、それより16〜7倍の数ですので、民主主義的に考えると腸内細菌の方が人体意識よりも優先されてしまうのかもしれません。それはともかく、腸内フローラの20%は善玉菌、10%は悪玉菌、残りの70%は日和見菌と呼ばれています。日和見菌は善玉菌が優勢な時は大人しい菌類なのですが、悪玉菌が優勢になると悪さをします。

人間社会も実は同じで、意志のある善玉菌と悪玉菌の間で意志を持たないマスコミなどに洗脳された日和見菌達、即ち一般大衆が右へ左へと誘導されているように見えます。
そして現在の人間社会は悪玉菌が優勢で、母体であるこの惑星がお腹を下しているような気がします。中国がー韓国がーと騒ぎ立てながら、なぜか南スーダンへ自衛隊を派遣するような筋の通らない法も憲法も無力化したぶっそうな世の中です。善玉菌優勢な世の中にしないと、いつかは大病を患うことになります。

格闘家の拳が凶器となるように、気功を通じて意思を拡大している私たちの影響力は一般の人達よりも大きく、それだけ責任も大きいものとなるはずです。ですので嘘ばかりを垂れ流すマスコミの洗脳工作なんかに騙されないよう、常に真実を見るようにしないといけません。
そういう意味で、ただ自分の為だけに修行しているのではなく、世界を良くするために修行しているという意志も必要だと考えます。


7.おわりに

外国人の師を持つような私達です。隣国と戦争なんて考えられないのではないでしょうか。そんな私達が修行を積み平和を望めば、きっと平和な世界が訪れると思います。是非、この世界を平和で安心して暮らせる世界に変えていきましょう。

以上、御拝聴ありがとうございました。


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